2012年6月30日 守門岳 パラグライダー ― 2012年07月01日
2012年6月30日、守門岳山頂から大雲沢を飛びました。
当初の目論見は、大雲沢・エラオトシ沢・黒姫沢の源頭部ボールで高度獲得して、上黒姫沢を滑空する7kmのプチXC。
しかし、サーマルを捕らえることができず、わずか10分で大白川登山口に降りてしまいました。
カメラの操作ミスで動画も撮れず、パラに関しては残念な結果でしたが、イヌワシ先生のデモフライトを見たり、ノウゴウイチゴを味わったりと楽しい山行ではありました。
当初の目論見は、大雲沢・エラオトシ沢・黒姫沢の源頭部ボールで高度獲得して、上黒姫沢を滑空する7kmのプチXC。
しかし、サーマルを捕らえることができず、わずか10分で大白川登山口に降りてしまいました。
カメラの操作ミスで動画も撮れず、パラに関しては残念な結果でしたが、イヌワシ先生のデモフライトを見たり、ノウゴウイチゴを味わったりと楽しい山行ではありました。

梅雨の中休み、守門岳山頂は大賑わい。コンロで調理している方もいたりして、山頂の広場でパラを広げるのは無理。山頂・東斜面、一段下の残雪の上まで降りて準備を始める。
この日、魚沼市では気温が31.7度まで上がった。意識を夏モードに切り替えるつもりで、少し早めのタイミング10時半過ぎに離陸!

しかし、ちょっと・・・いや、かなり早かった。
山頂東斜面はまだ上がる気配が薄く、大雲沢ボールの東寄りでレベル維持のセンタリング2回。隣の尾根のかぶりであまり良くない感じがする。
雪渓の下降気流に引き剥がされて、ボールの手前で上がっている場所がありそうだ。
少し下流側に探りを入れて見るが、ハズレ。1分間の探索で、稜線よりかなり下まで高度を失った。
出るのが早すぎたのは明らかなので、悪あがきせず登山口へ向かう。滑空時間わずか10分。
大雲沢ボール~エラオトシ沢ボール~黒姫沢ボールへと継続して7kmのプチXCを狙っていたのだが、一度も上げる事なく終わってしまった。
ヘルメットカメラの操作を誤り、動画も撮り損ねた。残念!
(GPSトラックのCGはカシミール3Dと日本高密メッシュ標高セットを利用)

こちらは、登る途中で行き会った、イヌワシ師匠。
黒っぽいけどカラスではなく、何となく似てるけどトビでもない。
尾羽の形がトビみたいに角が立っていなくて、翼型もちょっと流線デザイン。

東斜面で上がり始めたサーマルを捕らえ、悠々と上げていきました。

登山道沿いに咲く、ノウゴウイチゴの花。
同じオランダイチゴ属のシロバナノヘビイチゴと誤認していましたが、花びらが7枚あるのでノウゴウイチゴのようです。

実がなっていないかと探しながら行くと、ありました!
花の時より周りの草丈が伸びているので、目立たない。みんな、タヌキに食われてしまったのかと思うところでした。

小ぶりながら、立派に円錐型のイチゴ。美味!
糖度さえ高ければ旨いなんて、嘘っぱちだと教えてくれます。
2012年7月16日 浅草岳・ムジナ沢 パラグライダー ― 2012年07月22日

2012年7月16日、浅草岳の前岳からムジナ沢をパラグライダーで飛びました。
荒れた風に翼端がつぶされたり、不時着寸前の低空飛行になったりしましたが、無事に帰って来れました。
標高差1000m、距離は5km。

15時3分、前岳付近は南西2~3mの風。
リバーステイクオフで一瞬ブレークハンドルが手からすっぽ抜けたのを、つかみ直して飛び出す。
順調なスタートと思われたが・・・

稜線の風は思いのほか荒れ気味。何度か翼端をつぶされながら、嘉平与のポッチ辺りまで揺さぶられ続けた。
ムジナ沢からの上昇風を、稜線より上空を渡って来た風が押さえ込む形で乱れた感じになっていたのだと思う。
離陸2分後、ようやく座り直しができた。

荒れた空域からは抜けたので、本当は尾根に沿って進み高度を維持するべきだったが、谷の中央に逃げてしまった。
谷の中央は上昇成分の少ない強めの向かい風。アクセルの接続忘れを直したりして、もたもたしている内に大きく高度を失う。

沢底がとても近い。ムジナ沢には降ろせる幅のある場所は一ヶ所もなく、どこかでツリーランになってしまうかも知れない。
延々と続く低空飛行。

どうにかムジナ沢から脱出成功!破間川沿いのランディング予定地にたどり着いた。

15時24分、無事着陸!
飛び切る事ができて、本当に良かった。

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